味噌の種類と使い方

醤油の種類と使い方

第32回食品産業優良企業等表彰農林水産大臣賞食品産業部門受賞

功績評価のポイント

(団体の規模等)
・団体の規模:道内全域
・設立後年数:36年
・組織率:98%
・事業費の規模(直近2ヵ年)
(前年度)42百万円(前々年度)44百万円
・他の表彰制度受賞状況
平成22年8月 北海道産業貢献賞(知事賞)受賞

北海道味噌醤油工業協同組合は、昭和49年3月に設立され、
・道産原料を含む味噌醤油の、主原料の共同購入
・味噌醤油の製造に従事する職員の技術育成
・味噌・醤油のPR事業
等を積極的に行っており、近代的な食材並びに調味料として、味噌・醤油の普及に努めている。特に、近年は、安全・安心かつ美味な味噌・醤油造りのために、技能士の講習会を行い、多くの技能士資格保有者を生み出している。
 また、会員企業に対して道産原料を含む新製品の開発等を指導し、毎年、その成果についての品評会を開催している。その結果、品質向上努力が重ねられ、また、新しい味噌・醤油も誕生している。
道内に存在する数多くの団体の中にあって、この業界の中核組織としてリーダーシップを発揮している。
 現在、常勤の事務局長1名、事務局職員2名を配置し、事務局体制を確立し、消費者理解の向上と会員企業の更なる発展に向け努めている。

(組織の強化、資質の向上への寄与)
○(会員向け情報提供及び会員外向けの情報発信)

組合のホームページ(http://www.hokmisho.or.jp)及びメールアドレス(hokmisho@smile.ocn.ne.jp)を有し、これらを活用して会員向け情報提供及び消費者向けの情報発信を行っている。特に、組合ホームページには、「北海道味噌とは」、「北海道醤油とは」、「味噌と醤油の歴史」、「組合の概要」、「会員の紹介」等の情報を発信しており、毎月17,000~18,000件のアクセスがあるなど、味噌醤油に対する情報発信の貴重なツールとなっている。なお、Eメールは、組合員、関係団体、役所、取引先等との有効な通信ツールとなっている。
また、平成21年11月に道内の栄養士100人を対象に、味噌の機能性に対する講演、給食メニューの講演、試食会等を内容とするイベントを開催し、マスコミ関係(TV・新聞)からも報道されている。

○(会員向け福利厚生)

会員向け福利厚生の一環として、組合員及び組合員家族を対象にする団体癌保険の窓口業務を実施している(本年度加入契約者数96)。

○(会員向け講習会・研修会)

北海道味噌・醤油業界の信頼性の確保とそれを支える技術の一層の向上等を図るため、会員を対象とする研修会、品評会等を開催している。
(1) 醤油JASの品質および表示に関する研修会(毎年開催)
組合員が醤油JASの品質基準を正しく理解し、組合員の商品へのJAS表示を適切に実施していくため、全国醤油工業協同組合連合会と共催で組合員を対象に研修(道内ブロック別に1回~2回)を行い、当組合職員が指導員となって表示方法の確認を行う体制を構築している。
(2) みそ技能士研修会(隔年(偶数年)開催)
組合員技術者が国家資格であるみそ技能士の資格を取得することを支援するため、業界内の講師を招き、みそ技能士研修会を開催している。なお、受講者のほとんどが技能士試験に合格している。
(みそ技能士研修会(隔年実施)の受講者数)
平成20年度 1級4人、2級12人    平成22年度1級10人、2級11人
(3) 北海道味噌品評会(毎年10月開催)
組合員企業が生産する北海道味噌の品質向上と組合員技術者の育成のため、「北海道味噌品評会」を開催している。この品評会を通じて、年々味噌の品質が良くなり、平成21年度北海道味噌品評会で知事賞を受賞した2社は平成年22度全国味噌鑑評会において農林水産省総合食料局長賞を授賞するまでになっている。
(4) 組合による同業他社工場見学会の開催
当組合味噌醤油技術会が主催となって、味噌・醤油の品質向上と工場設備関連の情報交換を目的として毎年開催している。
平成20年度 石川・新潟県  平成21年度 愛知・三重県  平成22年度 熊本・佐賀・長崎県

(経営安定への寄与)
○(会員の経営安定への寄与)

(1) 主原料、添加物、包材の共同購入
特に、原料である米、大豆、麦について、原料相場が高止まり状況となっており、組合の果たす役割として共同購入によるコストダウンが期待されている(平成21年度共同購入扱い高は6億4千万円)。
なお、小規模事業者が単独での入札を行うことは現実的には難しい。
(2) 海外原料産地及び原料処理工場へミッション団を派遣
安定供給の確保、品質管理状況の確認、トレサビリティの確認等のため、ミッション団を派遣している。
平成21年10月 カナダミッション団派遣5名  非遺伝子組み換え大豆の安定供給
平成22年11月 タイミッション団派遣5名   現地工場を視察
(3) 内部コミュニケーション
組合が事務局となり、年度計画に対する内部コミュニケーションを経営者対象(年間6回開催)と実務者対象(年間4回開催)に分けて開催し、業界内の諸問題、主原料の問題等の課題に対して解決し円滑な組合運営を行っている。

(技術向上への寄与)
○(新技術の開発や技術の普及の取組み)

みそ技能士研修会、味噌品評会、醤油の品質・表示研修会等々で業界の技術力を高め、品質の向上と技術者の育成に努め、多くの技術者を排出している。
また、品質管理、新設備、衛生管理等々のセミナーを毎年開催しているほか、地方独立行政法人北海道立総合研究機構の「北海道戦略研究5ヶ年計画」(平成22年度~26年度)に基づく、新たな北海道味噌(新品種大豆(機能性)+乳酸菌酵母ホッカイドウ株を使用)の研究開発に参画している。

(地域農林水産業等との連携)
○(地域の農林水産業や他産業との連携、協力関係)

主原料の安定供給(平成21年度組合買受原料米数量3,912トン)の観点から、北海道農政事務所と必要な情報交換を行っているほか、地方独立行政法人北海道立総合研究機構等の行う研究開発に協力している。

(その他の取組み・活動)
統一ブランドによる販路拡大を図るため、国内外のコピー商品から組合員の北海道産の「北海道味噌」を保護するため、現在、特許庁へ商標「北海道味噌」の登録を出願している。